キング | 「よい!さがれ」 |
鎧武者 | 「し…しかし」 |
キング | 「よい…… この男と二人になってみたい なにやら面白いことを言う ワシが病気だと…」 |
炎魔 | 「そうだ 心のな 俺は呼ばれたから来た あんたの心にな……」 |
キング | 「それに なにやら面白い”技”をつかうようだな………… おまえ何者だ!?」 |
炎魔 | 「炎を自在にあやつる能力を持っているのでね 炎の魔人という意味をこめて”炎魔”と名のっている!! まァ地獄の閻魔の親せきすじのようなものさ フッフッフ…… そして…… 妖怪退治をなりわいにしている」 |
キング | 「!?」 |
クイーン | 「………………」 |
キング | 「妖怪…… 妖怪だと みょうなことを言う……… そのようなものこの世にいるのか?」 |
炎魔 | 「さてどうだろう……… そうしたものは いると思う者にはいるし…… いないと思う者にはいない…… あんたはどう思う……?」 |
キング | 「……………… もう一つ聞こう おまえさっき おかしなことを言ったな ワシが心の病気だと…… そしておまえが医者のようなものだと…… 医者と妖怪退治 どうつながる……?」 |
炎魔 | 「フフフ…… 関東に妖怪 魔物のたぐいが現れ出した原因があんたにあるからだ!! 魔王スラムキングの心の病いが関東に妖怪をよんでいる!」 |
普段ならこんな非現実的な話に耳は貸さないだろうが、思う所あるのか人払いを命じるキング。