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※壁紙色、本文の文字色などは雑誌連載時と同じ雰囲気にしてあります。
怪奇!戦りつ!! 暴力(バイオレンス)!! 久々に本誌登場の永井豪が、痛快に描く魔性の世界!!(柱コメントより)

本編

紫色の空間に白い霧。複数の裸の男女が倒れている。
(う〜〜ん)
(う〜〜ん)
はっと意識を取り戻すと、皆一斉に目を覚ます。
「あらっ?あたしどうして こんなところにいるのかしら」
「ン!は はだかだぞ オイ」
「丘の上のようだわ 向こうは霧がふかくて なにもみえないわ……」
誰もが、状況が呑み込めず困惑した表情を浮かべる。
「ここはどこ…?」
「おれたちはどうして こんなところにいるんだ?」

場面一転してコンピュータールーム。複数の鬼の男女が機械を動かしている。
カチカチカチ カチャカチャカチャ ビュ〜ン ビュ〜ン
鬼A「サイコエネルギー抽出装置スタンバイ!」
鬼B「スタート」
ガチャン、とレバーが引かれる。と次の瞬間、丘の上にいた人間達が串刺しに!
「きゃああああ」
地面から突き立つ針に体中を刺し貫かれ、大量の血を流し呻き苦しむ人間達。
「ああ…あ………」
「う…うう」
その苦しみの度合いを測るかのようにメーターの針が動く。
鬼C「3千サイコワットです」
鬼D「すくないなー そんなもんかよ
 それじゃあ一日十回はこれを くりかえさなきゃならないぞ……ヤレヤレ」
鬼E「だんだん一回のサイコワットがおちますから十二回は必要でしょう」
鬼達が疲れ気味に会話を交わす。一体何の話なのか。(以上カラーページ分)

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