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バーバラ(CV沢田敏子)
アニメ初登場1973年11月1日 第5夜

薔薇の精。美貌を誇り、自分が世界一美しいと信じている。
自分より美しい娘の存在を許さず、美しい娘の目や口や鼻を奪いコレクションしている。
通常、本体は地中に隠れ、頭の枝から種を落として生まれた分身を操る。
美しさにこだわり、火炎放射で燃え尽きる寸前まで「世界一美しい私の顔は燃やさないで」と懇願。女心を感じた雪子姫が願いを聞き届けた後、バーバラは棘のない一輪の薔薇になった。
デザインはダイナミックの初期設定とほぼ同じ。


ハチの巣入道[ハチのすにゅうどう]
原作初登場1973年11月11日 6話
東映版1974年3月28日 25夜(CV肝付兼太)
メ〜ラめら2011年5月12日 5炎(CV大塚芳忠)

頭が蜂の巣になっている蜂使いの妖怪。
原作では蜂を操って人間の脳味噌を吸い取る。
バリヤー蜂、アタック蜂など駆使する。

蜂を使って雪子姫を脱がせ、グラマーにするなど(刺しただけだけど)サービス満点!
えん魔くん、カパエルの脳味噌までも吸い取り、パトロール隊を追い詰める大活躍をした。

東映版では大金怪の部下の一人。返事するだけで活躍なくあっさり倒されてしまった。
後頭部のデザインが蜂の巣の笠になっている。

メ〜ラめらでは語尾が「ざんす」。自称ジェントルマンで雪子姫達と10番勝負をした。
原作にない「女王蜂の横溝セイコちゃん」がいる。

ハリネズミ小僧[ハリネズミこぞう](CV肝付兼太)
アニメ初登場1974年3月28日 第25夜

大金怪の部下。ハリネズミの背中にもう一つ頭が付いている。尻尾の力は強い。
尻尾を使う以外の能力は不明。雪子姫を尻尾で吊るし上げる役目を果たし、雑魚の中では台詞もあり比較的目立った。


火々爺[ひひじい](CV千葉順二)
アニメ初登場1973年12月20日 第12夜

年齢1億2千万歳という地獄魔界きっての長老。火を燃やす事だけが生き甲斐の老妖怪。
長年地獄の釜炊きを生業としている。飛行能力あり。
名前の由来はマントヒヒと火爺さんの駄洒落か?
高齢を理由に閻魔大王から定年退職を申し渡され、生き甲斐を求めて人間界にやって来るが、人間界で放火を繰り返した為えん魔くんと対決するに至る。
戦いで起こった雪崩で遭難した、遠足中のツトムくん達洋海小の子供達を助ける為に命を燃やし尽くした。
えん魔くんが唯一、地獄に送り返そうと思っていた妖怪。
大王様も爺さんの気持ちを組んで定年なんていわなきゃいいのに・・・。


百手[ひゃくて]
原作初登場1973年10月28日 4話
東映版1974年2月14日 19夜(CV和久井節緒)
メ〜ラめら2011年4月21日 4炎(CV三ツ矢雄二)

原作では妖怪彫刻家。頭顔から生えた複数の腕で、どんな物でも自由に変形する事ができる。
まどろ眠の力で人間を眠らせた後、百手の能力で妖怪化して地球地獄化計画を企てていた。
しかしカパエルはどう見ても人間じゃないのに、なぜ妖怪だと気付かなかったのだろうか?

東映版では数メートルはある巨大な妖怪。「妖能力あの手この手」という謎の能力を持つ。
人間界に妖怪ニュータウンを建設しようとしていた。

メ〜ラめらでは猫夢と共謀。原作と同じく人間達を眠らせ妖怪彫刻の材料にしていた。
原作ではいつの間にか倒されていたが、メ〜ラめらでは直接対決描写あり。
百手が地獄送りされた後の人間の描写も原作と異なる。


ふくらし子(CV檜山修之)
原作初登場1974年小学三年生3月号
コミックスでは第17話に収録
メ〜ラめら2011年5月12日 第6炎

別名デブッチョ妖怪の名の通り、スマートな者を見ると「妖術肉うつし」でたちまち太らせてしまう。
太らされたが最後元に戻す方法はなく、ひたすらダイエットするしかない。
本編ではツトムくんが被害に遭った(泣)。特に女性には恐ろしい妖怪だ。
こいつは退治されなかったというか、一応生きてる。

『メ〜ラめら』では相撲取りのような姿にアレンジされ、語尾に「ごわす」と言う。
ふくらし子に太らされた人に触れると連鎖的に太り、常に空腹状態になるようだ。
世界中の人が丸くなって満足したが、太らされた妖怪パトロール隊と艶靡ちゃんの怒りに触れ、月面で退治された。退治ととともに妖力が消え、体型も元に戻る。良かったね。

ぶらりジィー(CV永井一郎)
アニメ初登場1973年10月11日 第2夜

取り餅のような足で壁や天井からぶら下がり、若い女性の生気を長い舌で吸い取る。
生気を吸い取られた者は老人になってしまう。姿を消す事も出来る。
夜中にこんなのが天井からぶら下がってたら恐すぎ。
確実にえん魔くんを倒す為、ムカデがらみと結託して罠にかけた。
原作3・4話に似た奴が登場している。4話ではちゃんと足がある。


ヘビ壺[ヘビつぼ]
原作初登場1973年10月7日 2話
東映版1973年10月4日 1夜(CV増岡宏)
メ〜ラめら2011年4月14日 2炎(CV飯塚昭三)

蛇が入った壺の妖怪。主に蛇で攻撃する。しびれ柳と共に登場。
原作ではどう小さく見ても車1台分はありそうな大きさ。
人間や妖怪を食料とし、よだれは上等のマムシ酒。スローテンポで話す。飛行能力あり。
でかい割に蛇を操るのと飛行以外の能力はなく、蛇がなくなると逃げるしかない。
雪子姫を食べようとした。わざわざ裸にする辺りスケベなのかも(ダラキュラの事は服のまま食おうとした)

東映版では霊魂を主食とし、原作より小柄で手足が生えていた。
陶器妖怪のくせに狭い隙間からニュルっと出て来る。
洋海小に電気あんま、しびれ柳と潜んでいた。初期アニメで1番最初に退治されたのはこいつ。
原作では叩き割られたがアニメでは火炎放射で燃えていた。本体は陶器だから火に強くないのか?

メ〜ラめらではほぼ原作通りの展開。よだれの設定はなく、会話は普通のテンポだった。

ダイナミックプロのラフ画では東映アニメと原作の中間と言う感じ。
名前は「蛇つぼ」だった。


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