『劇団どんがら座』は、永井豪先生の同級生である海阪雄藤氏が、1976年(昭和51年)4月に設立した”等身大ぬいぐるみ人形劇団”です。オリジナル作品の『どんがら三銃士の大冒険』を皮切に、日本昔話や世界名作童話など、現在では40本以上の作品が演目化されており、ここでは人形劇『ドロロンえん魔くん』のみ紹介致します。
尚、内容については『どんがら座』様に問い合わせをし、事前に掲載許可を得ております。
以下はその時に頂いた御返信(2003/03/28)のメールより一部抜粋。
はじめまして。
どんがら座の石川と申します。
(中略)
普段は世界名作童話や日本昔話を行っていた森のステージで
あの時期なぜ唐突に、『ドロロンえん魔くん』だったのか?
実際におこしいただいたのでしたら、おわかりかと思いますが
豊島園全体のテーマが“ホラー”だったのですね。
永井豪作品で、子供向けで、と他いろいろ諸事情をふまえて絞っていったところ
『ドロロンえん魔くん』が選ばれたわけです。
ホームページの掲載に関しては特に問題はないと思います。
とはいえ、元の版権は永井豪とダイナミックプロなのではありますが。
(後略) |
としまえんレポート
「豊島園でえん魔くんのぬいぐるみショーがやってます」と、ある方から手紙で第一報が寄せられ、即行、当時のえん魔くん仲間を誘って実物を見に行く事に。メンバーは私と、「不思議な旅」管理人モグベエさん、同人仲間の男性2人の、総勢4名。逸る心を押さえ、各々カメラとビデオカメラを抱えて、準備万端で観劇に臨んだのである。
まさかこの時期に、しかもえん魔くんで、それも着ぐるみ人形劇が観られるとは!
この2年前の1992年夏にはハガネ功一氏作画の『ドキドキ!えん魔くん』が読み切りで発表されており、今度は着ぐるみである。漫画ではなく人間が演じるのである。どんな形にせよ、えん魔くんが見られるのは何とも嬉しいではないか!
上演中は最前列に陣取り、カメラ班はあちこち移動しながら撮影、ビデオ班は演技を追いながら動画を収める。”小さなお友達”も沢山観劇している中で、えん魔くん達より妖気全開(笑)の私達…。でも、舞台と椅子の間は結構広い通路になっているので、最前列で撮影していても目の前を人が通る通る。小さなお友達に至っては目の前に立ってどかないし。あぁ〜〜もう!∫(TOT)∫ごめんよこんな大人で
内容についてはストーリー紹介に譲るとして、上演終了後、取材できればとステージの裏側に回る私達。が、この日は代表者が来てないらしく、残念ながら詳しい取材は出来なかった。関係者っぽいおじさんに少し聞いたけどよく知らないみたいだったな。
真夏に着ぐるみで頑張ってくれた演技者の皆さん、裏方で活躍された皆さん、どんがら座の皆さん、ありがとうございました!いつかまた公演して頂きたく思います。
最後に余談。園内にはこのページ上部にある写真の案内版があちこちに立っていた。欲しかったが地面にコンクリで固められていたのでここは諦める。あれってイベントの度に塗り替えて使い回してるのかなぁ? |