町中の人間を眠らせ、百手を補佐する。
東映版では琵琶法師のような姿で妖気の漂う飛行舟を漕ぎ、催眠ガスを蔓延させた。
背中の楽器は特に使用されず。

原作では夢魔(むま)族。「ねん香炉」という壷から出る香を嗅ぐと誰でも眠ってしまう。
ほんの数コマしか出て来ないが、夢魔族らしい幻想的雰囲気はずっといい。

左／東映版　右／原作・メ〜ラめら版　画:来化魔滅
原作では妖怪彫刻家。頭顔から生えた複数の腕で、どんな物でも自由に変形する事ができる。
まどろ眠の力で人間を眠らせた後、百手の能力で妖怪化して地球地獄化計画を企てていた。
しかしカパエルはどう見ても人間じゃないのに、なぜ妖怪だと気付かなかったのだろうか？

メ〜ラめらでは猫夢と共謀。原作と同じく人間達を眠らせ妖怪彫刻の材料にしていた。
原作ではいつの間にか倒されていたが、メ〜ラめらでは直接対決描写あり。
百手が地獄送りされた後の人間の描写も原作と異なる。