孫の手[まごのて](CV田の中勇)
アニメ初登場1973年10月18日 第3夜
人の影に潜み、突然背中をかきむしり「カイカイ病」を蔓延させる。
手の平に目も1つがあり、カメラとモニターの様に遠方を見ることが出来る他、変身能力、飛行能力あり。
カイカイ病の痒みは2分おきに天井まで飛び跳ねる程。
クサリガマと大川で暮らしていて、義兄弟の契りを交わしている。
えん魔くんに敗れ、義弟のクサリガマに仇討ちを言い残し、尽き果てた。
ダイナミックプロのラフ画では「夜道を一人で歩いているととつぜん背中をかく妖怪」とある。 小学館ブック連載の小山田つとむ版では女の子の服を引っ掻くスケベ妖怪。こちらではたたみ返しと同じ回に登場した
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マタサ鬼[マタサき](CV梅津秀行)
原作初登場 第13話
メ〜ラめら2011年5月26日 第8炎
2本角の鬼。姿を消して近付き、相手の両足に角を巻き付け、引っ張って股を裂く。
トバッチリ先生が股を裂かれ、尻の骨が飛び出た。これは痛い! 雪子姫の股も裂こうとしたが、逆にえん魔くんに火炎車で真っ二つにされた。
メ〜ラめらではけっとばし、出た妖、なだれ小僧と共に「地獄あばしり番外地四天王」として登場。雪子姫ではなくハルミちゃんが足を引っ張られた。
艶靡ちゃんに股間(急所)を攻撃され、あえなく散る。
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まどろ眠[まどろみん](CV水島鉄夫)
原作初登場1973年10月28日 4話
アニメ1974年2月14日 19夜
町中の人間を眠らせ、百手を補佐する。
東映版では琵琶法師のような姿で妖気の漂う飛行舟を漕ぎ、催眠ガスを蔓延させた。
背中の楽器は特に使用されなかった。
眠らせるまどろ眠に対し、その妖力を中和させる力を持つ「お目ザメ」という鮫を飼っている。この鮫に舐められると目が覚める。
原作では夢魔(むま)族。「ねん香炉」という壷から出る香を嗅ぐと誰でも眠ってしまう。
ほんの数コマしか出て来ないが、夢魔族らしい幻想的雰囲気はずっといい。
残念ながら『メ〜ラめら』では「まどろ眠」としての登場がなく、同じ夢魔属の猫夢の眉間に顔だけが貼り付いていた。
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耳ずき[みみずき](CV永井一郎)
アニメ初登場1973年11月22日 第8夜
羽で突風を起こし、杖から出る超音波で幻覚を見せる。
かつて地獄の大王の座を狙ってクーデターを起こし、地獄界を追放された大妖怪。
本体は東京を覆う程の巨大な”耳”で、鳥の姿は”頭”に当たる。実は光に弱い。
造反を起こした際、計画を閻魔大王に密告したシャポーを逆恨みしている。
実は又従兄弟(=はとこ)な関係だそうだ。第2夜のカパ衛門に引き続き、親戚妖怪その2。
人間界を襲うシーンで外国が登場したのはこの話が最初。それだけ大妖怪なんだと言う事だろうが、羽根1枚の妖気は強いのに、本体が近くにあっても気付いて貰えない(苦笑)
ダイナミックプロの初期設定では「口から超音波を出し人間の耳をきこえなくする」とあり名前の表記は「耳づき」。由来は鳥の木菟(みみずく)が元と思われる。みみずくと耳をかけたのね。
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ムカデがらみ(CV兼本新吾)
原作初登場1973年11月4日 アニメ10月11日
原作4話、アニメ2夜に登場
双頭の大百足を体に巻き付けている。この百足の牙から毒を打ち込む。
人間の男性を狙い、毒に侵されると赤い腫れ物が出来、寝込んでしまう。
一度はえん魔くんの身体を真っ二つに引き千切ったが、本体の方は百足を失うと何の能力もない無能者。
ぶらりジィーと結託して団地の人間を襲った。断末魔の叫びをえん魔くんに向けて池の中で消えていく姿は、一番妖怪的最後だった。
原作では4話にちらっと登場している。かろうじて台詞あり。
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面食い[めんくい](CV石丸博也)
原作初登場1973年小学三年生12月号
コミックスでは第5話に収録
メ〜ラめら2011年4月7日 第1炎
地面に同化し、通りがかった人間の顔を長い舌で舐め盗る。
顔を盗られた方はなくなった事に気付かない。 自分の頭に盗んだ人間の顔が沢山ついている。
足は腕のような形をしており、腕が4本あるように見える。
襲った人間の顔が体についている設定は原作デビルマンのジンメンと同様だが、面食いは顔のコレクション?のみで人間自体は食べない分優しいかも。退治されたら盗まれた顔は元に戻ったしね。
東映アニメ版では顔の一部をコレクションするバーバラが同じく5夜に登場している。
『メ〜ラめら』においての面食いも行動は変わらないが、言葉の特徴として「デリシャスデリシャス」と連呼する。えん魔くんとの戦いで原作にない「股間を伸ばして槍のようにつく」と言う、名前と微塵も関係ない下品な技が追加された。
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